高槻市藤の里町
木造2階建ての解体工事
完工日:2023年8月6日
担当者からの一言
不動産会社様からのご紹介により、大阪府高槻市藤の里町にて木造2階建て住宅の解体工事をご依頼いただきました。今回の施工は、解体後に新築への「建て替え」を予定されている施主様からのご相談です。施工現場の周辺環境や、建て替えに伴う土壌処理など、現場の技術的なポイントと安全対策の取り組みをご紹介いたします。
1. 夏休み期間×公園隣接エリアにおける徹底した「近隣安全対策」
本現場の最大の課題は、敷地の目と鼻の先に「藤の里公園」という大きな公園が位置していた点です。さらに工事を着工したのが7月下旬から8月初旬という「夏休み期間」と重なっており、普段以上に小さなお子様や保護者の方の往来が非常に多い環境でした。また、隣接敷地がコインパーキング(駐車場)であったため、第三者の車両移動や飛散物への配慮も欠かせません。
現場での具体的な安全・防音対策
- 誘導員の配置:重機や大型ダンプカーの出入り・取り回し時には、交通整理専門のガードマン(誘導員)を常時配置し、歩行者優先の誘導を徹底しました。
- 養生シートの強化:隣接する駐車場や道路へ埃・瓦礫が飛散しないよう、通常よりも高めの防音・防塵パネルおよび養生シートを隙間なく施工しました。
- 作業時間帯の配慮:近隣住民の皆様のお邪魔にならないよう、朝夕の通学・送迎時間帯の車両移動を調整し、安全第一で作業を進めました。
2. 建て替えに向けた「残土処分」と「産業廃棄物処理」の法的アプローチ
近隣配慮のもと躯体(建物の構造体)の解体作業自体は順調に完了いたしましたが、本現場では「解体後の地盤整備」において重要な工程が発生いたしました。施主様が解体後に新築を建て替えられる計画であったため、新築基礎の設計に合わせて敷地内の不要な余剰土(残土)を大量に搬出・処分する必要が生じたのです。
残土の種類に応じた適正処理と法令順守
建設現場から出される「残土」は、一見するとどれも同じ土に見えますが、含まれている成分や状態によって法律上の扱い(処分方法)が大きく異なります。
- 再生資源(建設発生土):瓦礫やゴミ等の廃棄物が一切混入していないクリーンな土。リサイクル資材として再利用が可能です。
- 産業廃棄物(コンクリートガラ混入土など):解体時のガラ・木くず・レンガなどが混ざった土。これらはそのまま捨てることはできず、法律に基づいた「産業廃棄物」として適正処理が義務付けられています。
もし知識のない業者が廃棄物の混ざった残土を不法投棄したり不適切な処理を行ったりした場合、排出事業者である施主様や元請け業者にも法的リスクが及ぶ可能性があります。ファイナルセレクトは大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀で産業廃棄物収集運搬業許可を取得しており、自社で建設発生土から地中埋設物(コンクリートガラや古い基礎等)の処理までを一貫して法令順守で安全に執り行うことが可能です。
3. 現場担当者からのコメントとまとめ
夏休みの公園近くという緊張感のある現場でしたが、警備員の配置と近隣の皆様のご理解・ご協力のおかげで、無事故・無違反で無事に整地まで完了することができました。解体後の敷地もキレイに整地され、次に控える新築工事へスムーズにバトンタッチすることができ、施主様およびご紹介いただいた不動産会社様にも大変ご満足いただけました。






